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性に対する侮辱


書き留めておかないと
忘れてしまいそうなので。


母親がよく
私の身体に対して
色々言ってくる

特にしつこいのは
私の胸に関すること

私は太っているわりには
胸が小さい
自分でも多少気にしているが
それよりまず痩せることが
大事だと思っている


それなのに母は
『何であんたの胸は
そんなに小さいやろね』
とか
『胸よりお腹の方が出てる』
だとかをいつまで経っても言ってくる。


多分、中学のとき
くらいからかなあ
いや、もっと前からなのかもしれない

昔はそういう言葉も
あまり気にしてなかったけど
最近はすごく苛々する

調子の良いときは
適当にかわすのだけど
悪いときはかなりきつい口調で
『身体のこと言わないで』
と言うのに

忘れた頃にまた言ってくる


正直
こんな身体に産んだのは
お前だろうって思うし
体重80kg近くある人間に
言われたくない
そりゃあんたの方が
胸は大きいけどもだ


母は私の
生理日の始まりや終わりを
欠かさずつけているらしい

元看護師だし
心配してのことだろうけど

正直、気持ち悪い
怖い



この人は本当に
私のことしか興味ないんだな

何だか母が娘を見る目じゃないような気がして
気持ち悪い


思考


最近また脳が
思考することを止めてくれない

芥川龍之介やニーチェもこんな風に
考え考え考え抜いた末に
絶望して、死んでいったんだろうな


私もそうなってしまう気がして
怖くなってお風呂場にも
ケータイを持ち込む
音楽を流して気を紛らわせる為なのに
こうしてまた考えが止まらなくなって
指を動かしてしまう

思考が始まるのは大抵、
お風呂場
多分無意識のうちから
始まるんだろうな

この前は突然
母のことについて考え始めてしまって
挙げ句ふつふつと憎しみが込み上げてきて

お風呂を出た後には
母にとても冷たい態度を
取ってしまった
多分入る前との違いに
母もかなり驚いただろう


最近はインターネットなどにも
感化されやすくなっているので
ケータイのお気に入りフォルダは
必要最低限以外
全部消してしまった

前々からそうだったけど
ネットが怖い
なのに見てしまう自分が
もっと怖い


のぼせてしまうので
一旦この辺で


私は幼い頃
鎖に繋がれた犬だった

飼い主に可愛がられ愛され
だけど自分で選ぶことは出来ない
自分が着る服も
自分が欲しい物を買うことも
自由に遊ぶことも

いつもいつも
飼い主の顔色を伺って
これをしたら怒られる
これをしたら喜ばれる

『しちゃだめ』
『しなさい』
そう言われたかどうかさえもわからない
見えない鎖で繋がれていた


一人の飼い主は
何の戸惑いもなく私を手放した
彼は私の何を愛していたのだろう
彼にとって私は
何だったんだろう


もう一方の飼い主は
依然私を縛り続ける
『必要だ』
何が?人手?将来の安心の為?
彼女は私の何を愛しているのだろう
彼女は私に何を求めているのだろう
忠実な犬?
傍にいてくれる存在?


あなたの娘だから
あなたの傍にいるんですか?
血のつながりがあるだけで
『無条件の愛』は
手に入るのですか?
あなたは私の何を見ているのですか?



こんな鎖
いつでも千切れるはずだった

だけど時々あなたが
鎖を緩めて私を遊ばせると
私は途端に怖くなる

『本当にこれでいいのだろうか』

何が正しいのかわからない
何がしたいのかわからない

自分とは一体何なのかわからない



彼女は独りだ
私がいないと孤独なの
可哀想なの
だから私が一生
面倒見てあげないと…
私が傍にいてあげないと…


これは『無条件の愛』?


私はこうやって
また自分で『見えない鎖』を
自ら作り出す


そしてまた
飼い主のご機嫌を伺う毎日
『出かけてきていい?』
そんな一言も
緊張で言い出せない

踏み込まれたくない
領域への侵入も
曖昧な言葉で
結局許してしまう
母に秘密を作ってはいけない
そんな気がして
自ら話してしまう
リストカットも
母が怖くて出来ない
次にやればこの鎖は…



私は母の忠実なる犬

必要としてくれる存在



どうして私なんか


嘘でも嬉しい
ありがとう


ありがとう

あなたも、あなたも。


アイデンティティ


揺るぎない
アイデンティティが欲しい

日々変動するこの感情を
いっそのこと捨ててしまいたい


憎んで悲しんで愛して
また悲しくなって憎んで
寂しくなる


誰にも言いたくない
だけどほんとは助けて欲しい
揺るぎないものが欲しい
何があっても何処へもいかない
愛が欲しい


寂しいという感情さえ
なかったかのように
自分を偽って
また自分を苦しめる


ただの馬鹿で
独りよがり

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