話題:ひとつの恋の終わり。
もうだいぶ前に終わっていた恋だけれど。
いつもブログに出てくる彼の一つ前の彼の話。
その元彼とは2年ほど付き合っていました。
本当に本当にああ、若かったなって感じの恋で。
あたしは彼に夢中だった。
基本的に付き合ってるともうその人しか見えなくなるのはきっと変わらないんだろうな。
とりあえず、その人のことも大好きだった。
今は本当に、この世でこんなに憎い人なんていないんじゃないかってくらいだけれど。
あたしは、きっとこれから先、何があってもその彼とは話すことも、会うこともないし。
それに対して未練も後悔もないって、胸張って言える。
でも、別れてからもずっとできないことがあって。
それは、彼の服を捨てること。
彼はあたしの家にたくさんの服を残していった。
あたしはそれをなかなか捨てられなくて。
うじうじして、ずっと保存してた。
それは今の彼と付き合っていた時も変わらず。
あたし、前の恋も精算できずに新しい恋をしてしまってた。
でも、 今日。
ぜーんぶ捨てた。
綺麗さっぱり!
もういいかな、ってやっと思えた。
前の恋はまだ無理でも。
あたし、その前の恋くらいは精算したい!ってそう思えた。
残しておいたら、あたしの運気が下がるような気がして。笑
ゴミ袋に入れたら、なんか心が軽くなった気がした。
ああ、あなたとの思い出もこんな風に精算できたらいいのにね。
あなたはあたしに何ひとつ残していかなかったもんね。
その方がきっとこんな風に捨てていいかな、って悩むこともなくて、引きずることもなくて良かったのかもしれないけど。
やっぱり、あたしもうちょっとあなたのこと引きずっていたかったのかな。
あなたのこともいつかこんな風に物と一緒に想いも捨てられたらよかったのにね。
いつもあなたは一枚上手。
あたしにもう少しだけ余韻をくれてもいいのに。
あなたはあたしに浮気相手として、何も残してくれなかったものね。
それはあなたの優しさだろうけど。
やっぱりずるいよ。
残酷だよ。
どうしても彼女と比べてしまう。
あたし、自分が嫌になる。
今のあなたには彼女はいないのに。
どうして、あなたは一人の時にあたしと出会ってくれなかったの。
時間を巻き戻したって結局同じことなのだろうけど。
でも、やり直したくなる。
叶いっこないのに。