私と常世お兄ちゃんは、だいたい一緒にいる。
私が千登世お兄ちゃんを好きなのを知っている、数少ない人物でもある。
「だから、常世お兄ちゃんを、蔑ろになんてしてないよ」
「ほんとお?」
「ほんとうに」
どうしてか、常世お兄ちゃんが拗ねていた。
きっと、ゲームに誘ってくれたのに断っていたからでしょう。
最近の私はというと、なにやらもやもやを抱えていて、下腹部がずんとオモイのです。
「半分こしよ」
手を取って、ぎゅっと、爪が白くなるまで握る。
おまじない。
常世お兄ちゃんと私は、一心同体。
私と、お兄ちゃん。常に、私達であり、&な存在。
ブラック&ホワイト、だ。
だから、もやもやを全部、半分にしよう。
アルコールに浸して、甘くするんだ。
「今日、お昼食べに行かない?」
「行く。どこいく?」
「まだ、誰にも教えてないお店があるんだ」
カレンダー
プロフィール
性 別 | 女性 |
誕生日 | 9月26日 |
系 統 | おとなしめ系 |
職 業 | 専門学校生 |
血液型 | AB型 |