大阪・阿倍野区視覚障害者福祉協会 声のおたより
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2022/06/10 16:46
ホームからの転落を自動検知、JR西日本が開発

ホームからの転落を自動検知、JR西日本が開発
JR西日本は4月13日、ホームから人が転落したのを自動検知し、列車の運転士に伝え
て事故を防ぐ新たなシステムを開発したと発表しました。
人の判断を介さない仕組みは全国初だそうです。
新システムでは、ホームの屋根から照射する赤外線でホームからの転落を検知します。
制御盤のプログラムで分析し、落ちたのが人だと判断すれば、列車の運転士や駅係員に異
常を知らせる「非常報知灯」が点滅する仕組みです。
駅ホームには非常ボタンが設置されており、転落に気づいた乗客らが押せば非常報知灯は
点滅します。 ただ、転落の発生から動揺してすぐに押せなかったり、駅係員が確認して
から報知灯を作動させたりして、時間がかかるのが普通で、列車が近づいている場合は間
に合わない恐れがありました。
JR西日本によると、新システムは点滅までの時間が5秒ほどだという。
過去126件の転落事案を分析するなどし、誤検知しにくくすることにも成功しました。
今年度中に京阪神地区の複数の駅に設置し、来年度以降も整備を拡大する計画とのこと。





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